2021年、新型コロナや金融緩和の影響によりM&Aの件数は最多でした。そして、2022年からはさらに増加することが予想されます。
このような背景からM&Aビジネスへの転職希望者は多く、注目されています。
この記事では、M&A総合研究所について年収、新卒やインターン募集を行っているか、評判などについても解説します。
M&A総合研究所に就職、転職を希望している人は、是非参考にしてみてください。
M&A総合研究所はどのような企業?
M&A総合研究所は、2018年に設立されたまだ新しい会社であるにもかかわらず、年間に3,600件もの相談実績があり、25名の社員で運営されています。少数精鋭で経営されているため、一般的に半年以上かかるM&A成約が3か月とスピーディーに達成することもあります。
さらに、近年発展が目覚ましいAIの技術をM&Aに活用して売り手企業と買い手企業のマッチングを行っているため、双方のM&A候補企業が素早くリストアップされます。
M&Aの対象業種は幅広く、介護業界、IT業界、飲食業界などで、企業規模も大企業から中小企業まで多岐にわたる案件を取り扱っています。
M&A総合研究所の特徴
M&A総合研究所は次のようなM&Aビジネスで定評があります。
1. 成約までにかかる費用は一切不要。業界最安値水準のコストパフォーマンス
相談料、中間報酬や着手金など、M&Aにかかる費用が成約まで一切不要です。成約時に成果報酬のみを支払うシステムになっています。そのため、資金的に余裕がない中小企業の売り手企業でも利用しやすいM&A仲介企業です。
2. AI技術を活用して成約まで平均3か月
M&A総合研究所では、M&Aの売り手企業と買い手企業を独自のAIの技術を活用して、25名の社員により行っているのにもかかわらず、一般的にM&Aにかかるといわれている半年以上の期間を平均で約3か月という短期間でスピーディーに達成しています。
これは、少数の社員でも少数精鋭制による経営と、運営している日本最大のM&Aサイトによるネットワーク、さらにM&A総合研究所の独自のデータベースから過去にマッチングが成功したデータをAIのアルゴリズムにより解析し、マッチングする可能性が高い企業を分析するためです。
高速でM&Aのマッチングと、買い手企業に提案しているために3か月でクロージングすることが可能になっています。
M&A総合研究所の社長は、元サーバーエージェントグループのマイクロアドというIT系企業の勤務経験を活かして、「M&A総合研究所マガジン」、「M&A総合研究所ポータル」これらのメディアを運営しています。
そのため、M&A総合研究所が担当するM&Aは、これら2つのメディアに掲載されている企業情報を使用することができ、売り手企業に素早いマッチングサービスを提供することが可能になるのです。
3. 公認会計士と弁護士とアドバイザーなどエキスパートがフルサポート
M&A総合研究所では、専任のM&Aアドバイザーのほかに弁護士と公認会計士の3名のチーム編成をしてM&Aのサポートしています。
年間にM&Aの相談件数が3,600件以上という豊富な経験とノウハウ、各専門家がそれぞれの立場で企業のM&Aに必要な事業計画書の作成、手続きなどのアドバイスやサポートしています。
M&A総合研究所の評判は?
M&A総合研究所は一部の評判では怪しい企業のような口コミなど見かけることがあります。しかし、実際にはM&Aを行っている企業であり、そのような根拠はありません。
M&A総合研究所について、SNSの口コミを紹介します。
M&A総合研究所の良い評判
このように、時代背景からM&Aコンサルタントが注目されているために、口コミなどからは注目度の高さが感じられます。
M&A総合研究所の悪い評判
M&A総合研究所の年収はどれくらい?
M&A総合研究所は、職種によって年収は異なりますが、営業の年収が一番高く、公式サイトによると入社1年目で900万円程度、2年目になると1,300万円程度が平均だといわれています。
公式サイトの給与情報によると、次のようになっています。
【新卒】
①大学卒 :336万円(月額28万円) + インセンティブ
②大学院卒:348万円(月額29万円) + インセンティブ
【中途】
①未経験者:420万円 + インセンティブ
②経験者 :※前職考慮いたします。
※インセンティブは上限の無い支給となります。
※固定残業代44時間分を含みます。
交通費全額支給
社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
ここに記載されている給与額は一般的な企業と、ほぼ変わりありませんが、M&A総合研究所はM&Aビジネス業界で一般的なインセンティブの額が大きくなるために、20代や30代でも1,000万円以上の年収になることが珍しくありません。
M&A総合研究所はどのような人材を採用しているのか
M&A業界への就職や転職に人気が集まっていますが、M&A総合研究所はどのような人材を採用しているのでしょうか?
新卒、インターン、転職者の就職傾向について解説します。
新卒やインターンの採用をしている?
M&A総合研究所では、新卒の採用を行っています。公式サイトの募集要項にも詳細が記載されています。
インターンについては、公式サイトの募集要項欄にも記載がありませんので、採用はしていないと思われます。
転職者の採用は金融業界からだけ?
M&A総合研究所では、メガバンク、証券会社や地方銀行の金融業界からの転職者をはじめ、三菱商事、丸紅、伊藤忠商事といった総合商社、キーエンスやアクセンチュア、楽天など異業種からの転職者も、さらなる活躍の場としてスキルアップとやり甲斐を求めてくる人を積極的に採用しています。
さらに、M&A業界の経験者はもとより未経験の人も転職をしています。
M&A総合研究所はどのような社風の企業なのか?
平均年齢29歳、M&A総合研究所は実力主義の社風で勤続年数や年齢は関係なく、社員の能力を発揮できる環境にあります。
少数精悦のために、社員全員がプロフェッショナルとしての意識が高く、成果にコミットすることを重視してるため、合理主義の考えで正しいことは取引先企業に伝えます。
また、M&Aビジネスを担うことから全員が担当案件に対してビジネスオーナーとして取り組み、取引先企業には上質なサービスを通じて顧客第一をモットーにしている企業です。
M&A総合研究所に適した人材のタイプ
M&A総合研究所は、M&Aアドバイザーのほか、公認会計士、弁護士の3名体制のチームが取引企業の専任担当になります。このためチームプレーができる社内外を問わず相手に対する思いやりがある人が適している企業です。
M&A総合研究所で働いている社員の共通点は、自身の頭で考え、すぐに行動できる行動力があり、仕事の量をこなすことであり、これらが出来るタイプの人が活躍できる社内環境です。
さらに、M&Aアドバイザーは、最新の世の中の動向を把握する力など、高い水準のスキルが必要な職業です。そのため向上心が旺盛であることがM&A総合研究所では求められます。
M&A総合研究所で求められるスキルや資格
M&A総合研究所では、パーソナリティを重視した採用を行っています。そのため、個人の資格やスキルは特別問いませんが、簿記3週程度の知識と財務諸表が読める知識があることが望まれます。
まとめ
M&A総合研究所は、近年注目をされているM&Aビジネス企業です。少数精鋭制のために社員ひとり1人のプロフェッショナル意識が高く、キャリアアップを望んでいる人が転職しています。一部では、怪しい企業との口コミもありますが、実際には若い企業なので、そのように受け取られる部分もあるようです。
M&A総合研究所に転職を希望している人が必要な資格やスキルは特になく、バイタリティや仕事の量をこなせる能力、顧客第一の合理的な考えが必要です。
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