近年、M&Aの取引先企業を探すプラットフォームが多数ありますが、M&Aナビもその類のプラットフォームです。
この維持ではM&Aナビの特徴や、使い方、料金について解説します。
M&Aナビが気になる人は、ぜひチェックしてください。
M&Aナビはどのようなサイト?
M&Aナビには、現在5,000社の企業が登録して、買い手、売り手が直接、自社にふさわしい企業を検索して、探すことができます。
企業を探す段階から直接交渉ができるので、対面交渉に進むまでの期間が短く、平均約3か月でM&Aが成約することが可能です。
M&A初心者の経営者でも、取引候補の企業との交渉のステータスや、M&Aの流れに沿って次に行うべきことがわかる管理機能で、スムーズにM&A取引を進行することができる便利なプラットフォームです。
使い方はいたってシンプル。インターネットが苦手な経営者も使い方が簡単なので、自分でM&Aをすることができます。
M&Aナビの特徴
M&Aを検討、あるいは計画している経営者に便利なコラムを掲載されています。
記事内容もM&Aを行う経営者のための「M&A・事業承継の基礎知識」から「会計・税務・法務の知識」など、多彩な内容の記事を読むことができ、M&Aに必要な知識を学びながら、実践的にM&Aをすることができます。
自分でクロスボーダーM&Aも
日本だけでなく海外に拠点がある企業とクロスボーダーが自分でできます。
対象エリアは日本全国、および海外にある企業も掲載されています。
事業拡大も可能
M&Aナビに掲載されているのは、企業1社の数千万円単位のM&Aだけでなく、100万円以下の事業売却案件も掲載されています。
そのため、中小企業がコストを抑えて事業拡大をすることも可能。
M&Aナビは企業間のマッチングだけを提供するプラットフォームなので、デューデリジェンスは自分で依頼する必要があります。
専門家に依頼する費用は必要経費を考えて、M&Aを執行後に思わぬ出費になるより、ビジネスの安全性を重視することが重要です。
バラエティ豊かな他業種から選べる
取り扱い業種は幅広く、次のようなカテゴリの企業が掲載されてます。
業種
- 建設・土木・工事業
- 製造・加工業
- IT・ソフトウェア
- 卸売業・小売業
- 住宅・不動産・リース業
- 運送・物流・倉庫業
- 医療・介護・福祉関連
- 各種サービス業
- 飲食業
- エステ・美容・マッサージ
- ホテル・宿泊
- 人材
- アパレル
- 教育・語学
- その他
少額の企業のM&Aも行える
企業の売却価格も100万円未満から10億円まで幅広く、買い手企業の経営者が事業拡大、買収、統合など、ニーズに応じて使えるのが便利です。
売り手企業も小規模のM&Aを希望している企業も利用することができます。
M&Aナビが利用できる企業の価格帯は以下の通りです。
100万円未満
100〜300万円未満
300〜500万円未満
500~750万円未満
750〜1,000万円未満
1,000~2,000万円未満
2,000~3,000万円未満
3,000~5,000万円未満
5,000~7,500万円未満
7,500~1億円未満
1億~2.5億円未満
2.5億~5億円未満
5億~10億円未満
10億円以上
M&Aナビの便利な機能
・売り手企業から買い手企業を選べるオークション機能
2022年冬から登場したオークション機能で、売り手企業から買い手企業にアプローチをしてオークションで価格設定をすることができます。
・交渉は気軽にチャットから
企業名を公表せず、気軽に企業同士がチャットでコンタクトをすることができます。NDAを締結するのでプライバシーはしっかり守られます。
・時短M&A
買い手企業はオンラインで気になる企業に直接オファーをすることができるので、時短でM&Aを実行することができます。
・用語集を活用できる
M&Aの専門用語は、とても難しく、専門知識がある人でないと理解が困難なことが少なくありません。M&Aには用語集が掲載されているので、M&Aの専門用語を簡単に検索して意味を理解できます。M&A初心者でもM&Aをするために使いこなせるシンプルで役立つ機能です。
・M&AのHow Toをサポートしてもらえる
M&Aナビには、M&Aをして起業したい人をサポートもしてもらえます。
運営は、元々M&A仲介の大手企業である日本M&Aセンターで活躍していたメンバーが創立をしたALIVALという企業です。M&Aやアドバイザリーとしての実績と経験があるようです。
M&Aナビの料金は?
登録料も使用料も無料で使えるので、コストを抑えて誰でもM&Aをすることができます。
事業承継の後継者がみつからない企業も、あきらめて廃業をする前にM&Aナビで事業承継のチャンスを獲得できる可能性が広がります。
M&Aナビは専門家の支援もサポート可能
M&Aに欠かせなデューデリジェンスや必要書類の作成や手続きなど、税理士や弁護士、公認会計士などのサポートも受けることが可能です。
専門家も自分で探して、直接コンタクトをするので相性が合いそうな専門家に依頼をすることができます。
M&Aは取引相手の候補が決定してからが重要なプロセスとなりますので、契約締結までしっかり専門家のサポートを受ける必要があります。
さらに、海外の企業とクロスオーバーM&Aを行う時なども特に注意が必要でしょう。
自分でM&Aの取引先が手軽に見つけられる半面、しっかりとしたデューデリジェンスが必要な海外市場です。
良かれと思って選んだ取引先が詐欺だった、などということがないように得意分野の専門家のサポートを活用して万全のクロージングをすることが大切でしょう。
M&Aナビのよくある質問とは?
売り手の方
Q
中小企業であってもM&Aできるのでしょうか?
Q
赤字、債務超過の会社ですが相手は見つかりますか?
Q
会社の一部の事業だけの売却は可能でしょうか?
買い手の方
Q
M&Aによる買収を検討しています。どうしたら良いでしょうか。
Q
M&Aナビの利用料はいくらですか?
Q
M&Aナビはどのようなサービスを提供しているのでしょうか?
まとめ
M&Aナビはシンプルな機能で煩雑なM&Aを誰でも行うことができるマッチングサイトです。企業規模も100万円以下から10億円以上までさまざま。
2025年問題解決に向けて、一度使用してみてはいかがでしょうか。
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